繰り延べ税金資産(くりのべぜいきんしさん)
繰り延べ税金資産とは、将来戻ってくると見込まれる税金の還付を見込んで資産計上したもの。
銀行は不良債権について、有税で貸倒引当金を積んでいるが、この際に支払った税金は、融資先企業が実際に倒産して損失が確定した段階で、銀行に課税所得があれば、その税金分が控除または還付される形になる。しかし、そのときに銀行が赤字状態であれば、税金分は還付されない。つまり、繰り延べ税金資産とは、かなり不確定要素の強い資産である。2002年当時は、大手銀行の資産に秘める繰り延べ税金資産の割合が大きいことが問題となり、同年に発表された金融再生プログラムでは、その問題への対策が盛り込まれている。
更新日: 2008年11月17日






