廃棄物処理施設技術管理者とは、廃棄物処理施設の管理・監督を行う人材を認定する資格制度で、(財)日本環境衛生センターが主催している。資格は、10日間の受講資格指定講習を受けた後、4日間の技術管理者認定講習を受けると取得できる。指定講習の受講資格は、大卒で実務経験のない者、短大・高専卒で2年以上実務経験した者、学歴を問わず4年以上実務を経験した者など。認定講習の受講資格は、指定講習を修了した者、大学の理学、工学、農学の課程を卒業し、2年以上実務を経験した者、9年以上実務を経験した者など。
家庭や企業から排出される廃棄物は年々増加し、処理施設の確保やダイオキシンなどの毒素流出を抑えるための管理手法が重要視されている。このため、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第21条により、廃棄物処理施設の設置者(管理者)は、施設を適正に維持管理する者として廃棄物処理施設技術管理者を置くことが義務付けられるなど、有資格者へのニーズは高い。講習には、ごみ処理施設、し尿処理施設、産業廃棄物中間処理施設などのコースがあり、廃棄物処理法と関係法、廃棄物処理技術理論などの科目を受講して知識を身につけていく。